まあ…男の子にしちゃあ
小柄な啓太の事だから
あのタッパと無駄な迫力の3人に
見下ろされたら、ビビるだろう。


「姫様よ。あとは、オネエサンに
任せなさい。」

久々…でもなかったな。

割りと最近、二匹を
成敗したところだった。


今年の部下共は、ちっとも
言うことを聞かねぇな…


ひきつった苦笑いを
慌てて引っ込めて


イケメン指導用の筒を右手に
お姫様から聞き出した場所へと、
私は歩みだした。