僕にはわかる。 この手鏡を とったあときっと よくないことが起きる ってことを。 『元兄ちゃん達、僕が手鏡を取って、走れ!っていったら、全速力で出口に走って逃げて。』 『『わかった!』』 二人はそういうと 走る体勢に入る。 僕は 手鏡に手を伸ばし つかんだ瞬間 『走れ!』 そういって二人が 全速力で走ったのを確認した。 僕の右手には 手鏡があって、 そして 誰かが 僕の右手を 掴んでいた。