いがみ合っている二人をフォローしながら 霊園の奥深くに入っていく。 自衛隊は簡単に 抜け出せたけど 帰りはちゃんと脱出 できるだろうか。 僕ら3人は 30分ほど歩いた。 元兄ちゃんが まだかよというなか 壁で行き止まりに なっていた。 『多分、ここら辺に手鏡があるんだよ。』 僕らは 立ち止まったところで 一先ず休んで 手鏡のありかをまずは 予想する。 下手に動いて 霊に遭遇したくないからだ。