『まじ、洒落になんねーよ。我、弟が真横でお経よんでるとこで立ちションなんて……』 さっきまで泣いていた 元兄ちゃん、今度は 落ち込んでいる。 『それよりさ、幽霊と元兄ちゃんのコントまじウケたよ!』 春元が膝間付きながら、爆笑し、地面を 叩いている。 『まじ、笑うんじゃねーよ!小便しようとしたときにきた幽霊が変態なんだよ!』