そして悲しげに顔を
落とすとこういった。


『その人はワシの叔父だろう…。そうかじいさんは君らを守ったのか。きっと天国に行けるさ。』



この言葉に
3人は
心の中で同じことを
思った。




(人を5人も殺しかけたのに果たして天国に行けるのだろうか……。)


それでも
3人は
僕らを助けてくれた
山本さんが天国に
行けることを



願った。