『元兄ちゃん、幽霊って案外弱いよね。』


春元がニヤニヤしながら
あの骸骨男について話し出した。



『霊を侮るな!』


ふと後ろで声がして
振り替えると

あの住職が
たっていた。

『君らはもう開化しておる。だが霊を侮るな。今からちょっとこちらへついてきなさい。』



住職のおじさんは
そういうと僕らを怒った。



『だけど……バレる……。』と春元がいうと


『もう!ばれとるわい!』そう住職がまた怒った。



話によると
気絶していた自衛官の人が住職に訳をはなしたらしい。


『隊長さんにはワシの親戚と言うとる。』



この住職さん
だれかに似てる……。