『おい、子猫ちゃんよ。お前にはあの全裸が見えないのか?』


ほふく前進で進んでいく元兄ちゃんは猫に話しかけている。


『ニャ〜オ?』
猫も少し困ってるみたいだ。



『ねね、兄ちゃん達。あそこにいる人も幽霊かな?だけどなんであんなに首が長いの……。』

『あんま、見んなよ。目合ったら今度は骸骨みてぇにはいかねーよ。』

元兄ちゃんが
イライラしながら
春元にそういった。


確かに
僕らはたった
1日であんなものを
みたせいで


周りがお祭り騒ぎになってるのを見てる。