僕らは
考えが甘かった。


全く霊感など
なかった僕らだったのに


骸骨と山本さんの幽霊を
みたせいで


開化してしまった。



『ねぇ。兄ちゃん達、あそこにさ全裸でジョギングしてる人いるよ。』


そう。
最初は
三人とも
幽霊だとは気づかない。
ただただ


夜中になると
自衛隊の人達は


大胆になるんだと

思っていたんだ。



『いや、あれは幽霊だよ。ほら、隣を普通の格好をしてる自衛隊の人が通っても見向きもしなかった。あれ普通3度見ぐらいするでしょ。』


僕は冷静に
あの全裸の幽霊について分析したことを二人に
つげた。



『『た、確かに。』』