『よし、この兄さんを解放したら兄さんが気絶してる間にここの自衛隊を抜け出そう。』


と元兄ちゃんが
いった。


『だけど、門は見張りがいるよ……。』

春元がすかさず
つっこむ。


『チッチ。俺はなだてにこの歳までいきてんじゃねーよ。』


と元兄ちゃんは
いうと
何やら


ニャーオと何度も
鳴き始めた。


最初は
二人とも元兄ちゃんは
頭がやられたと思ったが


数分して
野良猫が
ニャーオと近くでないた。

『ほらな、猫ちゃんが秘密の抜け道をしってんだぜ。』


というと猫を元兄ちゃんが追いかける。