『おい!我が弟よ。今日はキャンプだ!親父に気づかれないようにトランクに乗れ!今日と明日は自衛隊でサバイバルキャンプだ!』


とガッツポーズすると
僕には2日分の食料を。


春元には2日分のみんなの着替えを。



そして
兄の元は準備をしている僕たちをよそにテレビをみて笑っている。




『相変わらず兄貴のパシリは治らないよな〜』
なんて春元が困り果てた顔で不満をぶつける。



『まあ、あれがなきゃクラスのボスは務まらないよ』

と僕は弟をなだめた。