夕方から 日が落ちてくる頃、 いくら楽しいとは いえ心は完全に落ちついてはいない。 それはきっと二人も同じだ。 『そろそろ、夜になるな。。。』 『あの人の首切った幽霊、どんなん何だろうね。』 と春元がいうと 『今、そんな話すんなよ。こえーし。』 って元兄ちゃんが言った。流石に怖いみたいだ。 たしかに 首を切られて 亡くなった人しか みていない。 もし透明とかなら 僕らは 絶対に太刀打ちなんか 出来ないんでは……と 思った。