数時間たって 10人程の自衛官と 救急医が駆けつけてきた。 そして なぜか 住職の格好をした 人もいた。 『は?なんで住職がいんだよ。』 『兄ちゃんがこじ開けたときに御札破けたじゃん!』 元兄ちゃんに被せるように春元がそういった。 『僕達は何やら危ない事に巻き込まれたみたいだね。』 僕のその言葉で 元兄ちゃんと春元が 黙り込んだ。