『うっわぁああああああ』



しばらくして
あの僕達があげた同じ悲鳴があの廃墟から聞こえてきた。



僕ら3人はこの静かで
安全な廃墟から
その光景をみた。



しばらくして
出てきたのは


慌てて逃げ出してきた
1人の自衛官だけ
だった。


『あれ?あと一人がいない。』


春元が言うように
あと1人が何分
たっても出てこないのだ。




僕らは
嫌な予感に包まれた。