ジャンケン





『偉いわぁ。佳代子。ご褒美あげる。』



佳代子の目に涙が溜まる。



佳代子の母親は
部屋を見渡すと

『あった!』というと


テレビのコンセントを
引きちぎる。



そして
佳代子の口にガムテープをまくと



ナイフを手元に置くと
佳代子の足の裏に赤いペンで2本、1センチほどの細い長方形をかいた。



そして赤い印からはみ出さないようにナイフで
切り開く。


『これじゃ、まだ無理ね。』



佳代子の母親は
キリを手に取る。