ジャンケン



僕を抱き締めた。




『大丈夫……?痛い?』


ツグミは
僕の前足をみると


赤ちゃんのように
ハイハイしながら


僕がやったタオルを

もってくると


僕の前足に巻いた。


『ありがとう。』


と笑いながら。