てのひらを、ぎゅっと。



「もー心優!お父さんがケガするじゃない」

「えへっ、ごめんねー」


謝る気ゼロ。我ながら元気!


うん、やっぱり元気が一番だよね。


「心優…………」


突然、お父さんが深刻な声を出したから何を言われるのかドキドキしてたら……


「お前、相変わらずちっちぇーなぁ!」

「なっ………!」


ぶるぶるぶるぶる…………。


「うっ、るさーーーーーーーい!!!」


もう!身長のことはいいの!


これでも気にしてるんだから。


コンプレックスなんだからね。


身長低いの。


それより私のドキドキ返せー!


バカお父さん!