てのひらを、ぎゅっと。



「そっか……。何か心優、大島くんを見る目がすごくつらそうだから……。何かあったら絶対言ってよ?私、心優の親友なんだから」


親友。そう言ってくれる梨帆に、すごく罪悪感を感じる。


一番大事なことを梨帆に言ってないのに。


自分を信じてくれてる梨帆に、大きな嘘をついているのに。


「うん……。ありがと」


でもいつかは言わなきゃ。


梨帆にも、こうちゃんにも。いずれは全てバレてしまう日がくるのだから。