てのひらを、ぎゅっと。



背番号は……10。


「っしゃーーー!!!」


背番号10番の少年は、天にある青空に向かって大きなガッツポーズを捧げた。


私はこの笑顔を一生忘れない。


やっぱり………好きだ。


ボールを真剣に蹴るこうちゃんも。


グラウンドを駆け抜けて、風さえも味方につけてしまうこうちゃんも。


シュートを決めるときに、眉間にしわがよるこうちゃんも。


あどけないサッカー少年のように笑う、
無邪気なこうちゃんも。


笑っちゃうくらいに、全てが好きです。


いつか君が言った言葉を思い出す。