「運命共同体なんだな、お前ら」 俺は言葉を失った あいつは、今でも 遠く離れた今でも俺を見てる 俺はあいつから――… 過去から逃げられないんだ 「……茉莉は?」 「ん?」 「茉莉は今どこにいる?」 俺の言葉に穂高がニヤリと笑った これが運命なら、俺は神様を恨むかもしれない