もういいじゃん。 全部、バラしちまおうよ。 オレの腕の中から抜け出そうともがく彼女に、そう言いたかった。 けど―― バラしたところで迷惑をこうむるのは月島なのだ。 オレとは違い、集団の中で話題の中心になることを苦痛に感じる彼女にとっては、 付き合いをバラすという行為はとてつもなく恐ろしいことに違いない。 でも今は――