恐怖短編集

「お前、まさか……」


洋太の思考遮るように、男は「四つの内から選べ」と言った。


洋太は生唾を飲み込み「四つ目だ……」と、答えたのだった。


なにも……なにも、解かっていなかった。


こいつらが、《強制撤去法》が、どんなものなのか……。