恐怖短編集

「あんたは特別に、死に方を選ぶ事が出来るんだ」


そう言いながら姿を見せたのは、三番目のあの若い男だった。


マスクを外したその顔は面長で、細い眉毛につりあがった目元が印象的だった。


「お前は……」


洋太は男をマジマジと見つめながら、あの時この男に囁かれたことを思い出す。


『待ってろ。必ず、助けにくるから』


素顔をさらした男は「あんたに四つ目の道を与えてやろう」と言った。


「四つ目の道?」