恐怖短編集

☆  ☆  ☆

最後の男が話しをしている最中、洋太は落ち着かない様子であぐらをかいたり、正座をしたり、足を伸ばしたりを繰り返していた。


そわそわする洋太の前で、男は今までの男たちと同じように淡々と話を進める。


洋太が昨日考えていた通り、最後の話は炎で焼かれる女のものだった。


少し違っていたことといえば、女は死ぬ前男によって全裸にされていた。


という部分だけ。


それも、男のただの性癖だろう。


全裸のまま炎に包まれる女に興奮し、目の前で自慰行為を繰り広げていたという。