恐怖短編集

生気のない父親に嫌気が差したのか、勇太は突然そう言い出した。


リビングの蛍光灯がチカチカと点滅を始めていたのだが、勇太が出て行った日に、ちょうどその生涯を終えた。


そこから転落してくのは早かった。


何もせずに一日中家に閉じこもっているのだから、当たり前だ。


蛍光灯のようにチカチカと点滅していた俺は、家賃を払えなくなったアパートを追い出され
、少しの貯金で食いつないでいくようになった。


寝る場所といえば、公園と駅を行ったり来たり。


そうしているうちに貯金も尽き、本物のホームレスとなったのだった。