恐怖短編集

「……俺は死に近づいているんだろう?」


「安心しろ。パンを食べなくても寝なくても、お前は確実に殺される」


なんの感情も込めずに四人目の男はそう言い、ピクリとも表情を変えなかった。


さっきの若者の方が、よほど人間らしく見える。


洋太はそんな男に感じる吐き気をグッと押し込めて、パンを牛乳で流し込んだ……。