恐怖短編集

男は、口元からスキッパを除かせて下品に笑い、それから口を開いた。


「今日は俺の番だぜ、おっさん」


「あぁ?」


「楽しい楽しい、お話の時間だ」


そして、男は洋太の檻の前であぐらをかいて座り、ある、話をはじめた……。