甘くて少し切ない
香水の匂いが


貴方から漂って


夕焼けで暗闇に包まれていくあの嫌で


独特な哀しみが

胸を支配する。



帰りたくないよ。



まだ
君のとなりにいたい。


なにも
言わなくても
いい。


隣で
私のとなりで
寝ててくれるだけで
いいのに


帰らなきゃ
心配するよって。


ずるい。