はやく俺を、好きになれ。

他の奴等から見た俺はどう映ってるのか。あきらかに女物の買い物袋を手にぶら下げてアイスを求めて行列に並んでいる。


真優が居たときは普通だったが居なくなってから変な視線が多い。真優が居ない苛立ちと向けられる視線に苛立つ。



「あれ?陽君?」



そんなとき俺を呼ぶ声が聞こえた。