「……似合うか?」 「うん!格好いい!」 可愛く笑う真優を見て俺はコイツを諦めることはないと思った。 葉は俺の想いが実る確率は5%もないと言ったが、そんなの推測にしか過ぎねえだろ? 1%の確率があるなら充分だ。 その1%に、掛けてやろうじゃねえの。 (「真優のお誕生日は××××のバックとお財布ね!」) (「ブランドじゃねえか……」)