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「どの娘が好みだ?」

「僕はこの子かな」

「うわっ。超グラマラス!葉の好みにドンピシャっぽいけど中身は気ィ強そうじゃね?」

「気の強い女を手懐けるのも悪くないよ」

「なあなあ!陽はどの娘だよ!」



馴れ馴れしく俺の肩を掴む男。


さっきまでテニスコートを見ていた男達は雑誌を見て女のレベルと好みを話し合っている。


この短時間で何があったと聞きたくなるほど馴れ馴れしい。


しつこく女の好みを聞いてくる。雑誌をチラッと見るがどの女も似たり寄ったりの髪型にメイク。



「………いねえ」



どいつもブスばっかだ。