俺は、君がす……


『ピピピ。』

『メッセージを録音しました。…あっ早子っ』



プー


プー


プー



早子は静かに
受話器をおいた。



『メッセージを保存する場合は4をメッセージを消去する場合は7を押してください。』


『ピッ』


『メッセージを消去しました。保存されたメッセージはありません。メインメニューです。……』




早子は
消した。



『誰やねん!こいつ!ワシは男じゃぞ!!』

早子はキレた。
『しかも……』



そしてまたキレた。


『ハヤコちゃうわ!ソウシやわ!!』




早子は
キレながら眠った。