『よっ!!あばよ!』



我が親父は
足首を捻挫した
だけなのに


救急車に自ら進んで
のるとそう俺にいって



救急車とともに
出ていった。



あの時からはや
8年。



俺は


親父が渡した


チタンカーメンの
仮面をピザミッドで
見つけるために


旅へ出る。