君がくれた笑顔

机をよけて駆け寄ってきた女の子。


「あーっ。ゆうりちんもうトモダチできてるー」

「お。さき。来たー」

「はじめまして♪ 愛川 さきです。よろしくね」

この子はとてもかわいい。

「よろしく」


笑顔で私は答えた。


「名前なんてゆーの??」

「野崎あやな」

「あやなちゃんね。おぼえたぁー」


やったらテンションが高い。


この子はまるで昔の私みたい。



「もーさき。勝手に席いどうしないでよ」


「「げっ」」

遠くから聞こえたさきちゃんを呼ぶ声に2人が声をそろえて嫌がった。


そうしてその子も駆け寄ってきた。


「さきがおいてくからびびったよ」


「あははー美都ーごめんねー」


「・・・つかこの人誰?」

「あ。あんねー野崎 あやなちゃん♪かわいーでしょ??」


「別に」



・・・なに。この不細工。

ちょー失礼なんだけど!

意味わかんない。

「あ。そうだー美都ねー2人とおそろいのブレス作ってきたんだ。

絆のあかし」


「「ありがとー」」


という2人の顔は引きつっていた。