君がくれた笑顔


なんだか照れくさかった。

今日、あったばかりのヤンキー君とこうして一緒に帰ってること。

イケメン君が横にいること。


それと不思議だった。

あたしは人間不信。

だったはずなのにこのひとならそばにいても平気だなんて。

「・・・つかれたなー」

「ねー」

「春休み中・・・はもう遊ぶ時間ねーけどさ、よかったら時間空いてる日

あったら、あそぼーぜ」

「あぁ!もちろんだよ」


「じゃあ番号きいていいか?」

「うん。とーぜん♪」

「いうよー080-xxxx-xxxx」

「よっしゃ。メモった」

「あやなのケータイ。暇なときかけてな」


「おう!!」


「あ、あたし家ここ」

「んじゃ。」


「ばーいばーいっ♪」


久しぶりに人と触れ合ったのに、

この安堵感。


ほかの人と触れ合うのとはぜんぜん違う感覚だった。


話がはずんでわかった。


息が合うんだ。

波長も合うんだ。

好みも・・・


うちらぜったい友情相性抜群だって!!



いつのまにか学校にたいする

怖さや、

学校で起こったあの悲しみを

忘れ去っていた。