君がくれた笑顔

「まゆ?あたしはね。麻友の悪口はなにがあってもいわない」


「そんなの・・・嘘だよね?あーちゃん。」

後ろからした声。その主はもちろん・・・

「「葵」」

だった。


「ほら!葵だっていってるじゃない」

「葵。なんでそんな嘘をつくの?あやなのこと嫌いなの?!

どこがいやなの?!」


「何言ってるの?あーちゃん。あたし嘘なんかついてないし」


「馬鹿いわないでよ!!信じて・・・麻友・・・」

(ひっくひっく)

あたしはとうとう泣き出してしまった。

「なくなんて卑怯よ!あーちゃん。」


「葵。黙ってて」


「麻友はあたしのどこがいやだった??」

「不細工なとこ。男にこびるとこ。しつこいとこ。くっついてくるとこ。

あと、ちょーしのって若野君にちょっかいかけてたところ」

・・・は?

「待ってよ。それってほとんど嫉妬じゃない!」


「は?言いがかりやめてよね」

くだらない。なにそれ。

うそつきはあなたじゃない。


「もう・・・いいや。麻友も葵も。バイバイ。


あたし、あしたから学校来ないから」


そう宣言して、教室を後にした。