そして、赤い顔が治るまで、2人でいた。
そしてすっかりさめたころ、教室に戻っていった。
すると・・・
「おっ!お前らかえってきたか~。んでどうだった?」
こう上谷が聞いてきた。
「「別にどーもねーよ」」
2人ではもってしまった。
「おー」(ニヤニヤ)
からかわれてたら麻友が追い討ちをかけるように・・・
「なになに~?あやなと若野つきあいだしたのー?」
!!!!
「ま、麻友!!なにいってんの?」
「だって。あやな若野のこと好きジャン」
・・・なんでそんなこと人前でいうの?
まぁもっとも今は、休み時間。
聞いてる人なんていないけど。
でも・・・
でも・・・
そんな表情。なんで?
「・・・・・」
なにもいえなかった。
若野は・・・・
「もう言おう?」
小声で言ってきた。
「うん。」
断る理由もないし。
「上谷・麻友・葵。あたしたち付き合うことになったよ」
「ひゅー!」
「あーちゃん。おめでとう」
「・・・・」
無言の麻友が無性に怖かった。