歩夢side
あーあ、嫌だ。
5月は私の大嫌いな、行事のひとつ…
”体育祭“がある。
「嫌だなあ、徒競走…走りたくないよ……」
教室でジャージに着替えながら、彩に話しかける。
「大丈夫だよ!徒競走なんて、一瞬で終わるって」
「そりゃあ、彩は中学のとき陸上部だったから、走るの速いからいいよ…私なんて・・・」
「・・・(汗)」
困った様子の彩。
今日は、私たちが通う高校の体育祭。
雲ひとつない天気とは裏腹に、私の心は晴れない…
「いーじゃん!体育祭なんて適当にやって、放課後はカラオケにでも行こうよ…ね?」
「うん…」
私は彩に抱きついた。
あーあ、嫌だ。
5月は私の大嫌いな、行事のひとつ…
”体育祭“がある。
「嫌だなあ、徒競走…走りたくないよ……」
教室でジャージに着替えながら、彩に話しかける。
「大丈夫だよ!徒競走なんて、一瞬で終わるって」
「そりゃあ、彩は中学のとき陸上部だったから、走るの速いからいいよ…私なんて・・・」
「・・・(汗)」
困った様子の彩。
今日は、私たちが通う高校の体育祭。
雲ひとつない天気とは裏腹に、私の心は晴れない…
「いーじゃん!体育祭なんて適当にやって、放課後はカラオケにでも行こうよ…ね?」
「うん…」
私は彩に抱きついた。