俺様男子とラブ同居

なんとなく先輩を目で追っていると、先輩は廊下で女子生徒数人に、声をかけられていた。


さすが、イケメンランキング1位!

人気あるんだね…



私は握りしめていた500円玉を、ぼんやりと眺めたあと、また仕事に戻った。





……………



「おつかれさま〜」


お昼

私と彩の仕事が終わり、次の子たちにバトンタッチ。




「うわ、明る〜」

「暗いところにずっといたから、目が痛いね(汗)」


太陽の光が、目にちくちくと刺さる。




「ぁ………」


すると、私たちのクラスの前の廊下に、慶太と圭佑くんがいた。



慶太は私の存在に気づくと、私の格好を見て、眉をしかめた。

私と彩は、慶太たちに近づく。

彩は、真っ先に圭佑くんの元へ…


私は恥ずかしがりながらも、慶太の元へ近寄った。




「…なんか言いたそうだね(汗)」