幼なじみで、こんな話をすることが、これだけキツイってこと(汗)?

子供の時からずーっと一緒だと、恋愛話するのって、恥ずかしいものなんだね。


だけど…

私は子供の時から、慶太のことが好きだから……

慶太の恋愛事情は、ずっと知りたかった



でも、怖くて聞けなかった。

ショック受けなくないもん…




「でも…好きな人はいるけどねっ」


へへっと笑いながら、私は最後に慶太にそう言った。



告白なんて、死んでもまだできないけど…


これは言える。


というか、言いたくなった。



いつまでも、幼なじみだけの私じゃない。

私だって、女だし…恋してるんだよ。


ずっと、ずーっと

好きな人がいるんだよ。




「…だったら、俺もそうだな」