春風にあたって
そよ風を感じた。



静かに目を閉じて
自然の声に耳を
傾ける。



懐かしいあの人の声。


貴方はもう何十年も前に
この世界から消えて
しまったから私のことは


もう覚えてないかも
知れない。



目を閉じて耳をすませた。懐かしさと息苦しさで
胸が締め付けられる。