入れ歯の精霊



それを
屋根裏から
覗いていたネズミが
にやにやと見ていた。



次の朝、
屋根裏からみていた
ネズミが



沼にいくと

自分の小さな
入れ歯を


沼に放り込んだ。



そして
入れ歯の精霊カッパが
くるまで


おにぎりを食べながら
待っていた。



するとカッパが
沼から


バスタオルをまいた
状態で出てきて


ビックリしたネズミは
下の入れ歯まで


沼に入ってしまった。


まじなハプニングに
困るネズミ。



『お風呂に入ってたのに…お主が落とした入れ歯はこの小さな出っ歯った入れ歯か?それともこの小さな下の入れ歯か?』



とカッパがネズミに
聞いた。