紫「総司!?いきなり何するんだ!?」

紫音の前を横切ったのは沖田の刀だった。

紫音は驚いていた。

それと同時に恐怖を感じた。

傷つけられそうになったのもあるのはあるが、沖田の紫音に対する敵意・殺意を感じる目が一番恐かった。

紫「そ…うじ…?」

紫音はおそるおそる沖田に声をかける。

恐かった。

拓馬に拒否された以上に…弱音を吐け、甘えられる存在の沖田の様子が…