紫桜姫〜幕末で起こる妖怪との戦い〜


拓馬の言葉に部屋は静まりかえった。

紫音が言えない代わりに拓馬が続ける。

拓「俺がそばにいるって言ったとき、紫音は本当に嬉しそうに笑ってた。

なのに、いざその姿を見たら、妖怪の怖さとそれに対応する紫音に恐怖を感じた。

紫音は俺に傷ついた顔をしながらも口封じをした。

それから10年…

俺たちは再会した。

その時も俺の気持ちは変わっていなかった。

むしろ、怒りが湧いてきた。」