拓馬の言葉に紫音は首を傾げる。

紫「なんでだ?俺はただ、林檎にお礼を言いたいだけなんだが…?」

拓馬は紫音の姿を見て、ため息をついた。

拓「…せめて、女子の格好してくれよ…お前の男装似合ってんだから…」

紫音は察した。

多分、拓馬は林檎が恋愛感情として好きで、俺は現代で騒がれていた。

だから、取られたくないのだろう。

(↑…なんで自分は鈍いくせに、相手のはわかるんだ?)