紫「…ありがとう。…じゃあ、少しだけ甘えさせて。」

紫音の心に恐怖は無くなり、安心だけが体に広がる。

紫(総司は本当に優しい…ずっとこうしていたいな…)

胸に渦巻く不思議な感覚も今は温かい。

沖田は微笑むと紫音の要望に答えた。

沖「いいよ。僕が君を支えるから。」

そうして抱き合う姿は恋人のようだった。