紫桜姫〜幕末で起こる妖怪との戦い〜


紫音はそう心の中で決意した。

だが、それよりも新撰組や拓馬…総司から離れたくなかったのだ。

…この感情がわからない。

大切なのは同じだが、総司はまた少し違う。

現にこの時代で再会して、総司に刀を向けられた時、拓馬に拒否された時よりもショックが大きかった。

裏切られたとかそんなのじゃなく、ただ深い悲しみ。

紫(…何なんだ、この感情は…!?てか、少し顔が熱い…!)

紫音は顔を何回か叩くと気を引き締めた。