マーブル色の太陽


ついて来たがる父親に、連絡するまで待っててと伝える。

父親は、尚も何かを言いたげだったが、最後に「信じてるからな」とだけ言って帰って行った。

僕はその車のテールランプを見えなくなるまで見送った。