「帰ろうか? 最後までこうで……ごめんね……」 「…………」 「みどり? もう暗くなってきたから……」 「やだ……」 「……帰ろう。おばさんたちも心配するよ?」 「…………」 「あっ! それから……君も一緒に帰ろう? 僕たちは君が心配してるようなことはしない。ただの幼馴染だから」