僕らは再び、図書館へ入る。 そして、目当てのコーナーを目指した。 だが、いざ、そのコーナーまで来てみると、さっきまで閑散としていたはずのブースが、嘘のような人で溢れかえっていた。 中学生くらいの制服を着た男の子達が、わいわい言いながらブースを行き来している。 どうやら同じ集団らしい。 部活だろうか、引率の教師が必死に静かにさせようとしていた。