「はい……」 「ちょっとお時間が長いようでしたので。次の予定もありますし」 腹の突き出た教師が顔を出す。 今度は馬場先生の体を押し返すようにして、体の半身を室内に割り込ませてきた。 きっと次の予定なんかない。 僕と馬場先生の間に不穏な空気を感じたのかもしれない。 だが、いい。 立場が悪くなるのは馬場先生の方だ。 僕は強気に腹の突き出た教師を追い払おうとした。